ドンコのあるがままに

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会社員のゴルフについて考えてみた件

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 ゴルフ

社内コンペに参加してみました。6月某日に兵庫県三田のとあるゴルフ場での開催で、5組20名でのスタートです。

参加者を見ると、40代以上のオッサンばかりで若い社員は数名しか居ない事に気付きました。若者のゴルフ離れと呼ばれて久しい事もあり、改めて会社員のゴルフについて考えてみたいと思います。

これからはあくまで個人的な意見です。様々な考えがあると思いますが、ご容赦下さい。

 

ゴルフ人口の推移

 

日本のゴルフ産業は、バブル経済とともに歩んできたと言っても過言ではないようで、バブル崩壊直前の1992年、おおよそ1500万人程いた様です。

しかし20年後の2012年には、おおよそ半数の800万人にまで落ち込んだという統計があり、現在は少し持ち返して870万人程。それにしても急激な現象ですね。社会的にゴルフは仕事だとみなされてきたものが、バブルとともに崩壊と斜陽産業化の一途を辿ろうかの勢いです。

 

会社員にとってゴルフとは

 

私が入社したばかりは、それこそ猫も杓子もゴルフ、ゴルフ、ゴルフで取引先でのコンペは勿論、社内コンペ、はたまた部門内での上司、先輩との付き合いとして、呑み会と同レベルで開催されていた事を覚えています。

当時、私はゴルフをしていなかったため、上司、先輩より執拗なまでの勧誘を受けましたが、それでも始めようとはしませんでした。

 

その結果・・・・

 

特に仕事上では影響はなかったですよ。

孤立するとか、コミュニケーションが不足するとか色々想定される事もあるかと思いますが、意外なほど仕事の上で困った事に遭遇する事は少なかった事を覚えてます。

これはどの様な職種に就いているのかにもより、一概な事は言えませんが意外とそんなモンなんです。

たしかに呑み会の席では、会話の6~7割がゴルフの話・・・

したことがない人間にとっては、どうでもいい内容なんで、適当に合わせている程度でその場を凌ぐ。そして会話内容を振り替える・・・

でもまた、ゴルフネタ・・・このループに疲れてくる頃には呑み会はお開き・・・

少々メンタルの強さも必要とされますが、「やらない」を通すのはさほど難しいことではありませんでした。

特に現在では、様々なハラスメントがあり、ゴルフの強制的な参加はそれに該当する可能性もあります。

 

一方ではコミュニケーションツールとして重宝する事もあり、ビジネスに於いては以下の事が挙げられます。

・相手と長時間(1ラウンド、最短でも5時間位)接し様々な会話ができる。

・ゴルフのプレイスタイルでその人の性格見えてくることもある。

・ラウンド後の入浴で「裸の付き合い」は親近感をお互いにもつ。

 

相手先とのコミュニケーションから発生するビジネスもあり、また、交渉相手としての性格の把握もポイントとなるため上手くツールとして使うのであれば、有効的な手段となり得ます。

 

 

ただ、実際の所はどうでしょうか?

 

 

 

ゴルフは仕事?それともレジャー?

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そんな私も管理職となり、ほぼ強制参加として社内コンペに参加(今ではありえませんが・・・)したのが始めたきっかけです。

始めるに至るそれまでの経緯については、紆余曲折ありまたの機会があればそこでお話させて頂くとして割愛させて頂きます。

ともあれ、ゴルフって仕事なの?レジャーなの?事にクローズアップして行くと間違いなく仕事。

世の中、ゴルフとなると趣味、レジャー的側面が強く、「仕事と言っても結局遊びでしょ」と締め括られることがほとんどではないでしょうか。

しかし、取引先と同伴するとき、相手の趣味趣向を汲み取り、お互い気分よくプレーできる環境作りは、言わば物事に於ける調整力となりその能力を生かすことでビジネスに於ける「幅」が広がるものと思います。

また、近年の傾向から、費用丸抱えでのゴリゴリ接待ゴルフは、グリーン調達の考え方から敬遠され「自分費用は自分で払う」としたセルフ清算の方々が多いのも特徴です。

つまり、休日もしくは休みと取った平日等、お互い貴重な時間や費用を費やしゴルフをする訳ですがから、それなりの信頼関係もしくは目的意識がなければ成立しないのではないかと思います。

 

まとめ

 

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個人的主観にて述べさせて頂きましたが、私自身はこう考えます。

  • 社内ゴルフ(コンペ)は無理して行くものではない。

家庭の用事、金銭面、交通手段等、様々な事があり、あえて無理して参加する事はないのではと思います。「社内ネットワークの幅が広がる」等とした事をよく言われますが、仕事をしていればおのずとネットワークは形成されるもの。

村社会的な発想はこの際捨てて、単純にゴルフが好きだから参加する。家庭の予定・用事が優先だから欠席する。とした単純な回答でよいのではないでしょうか。

 

  • 取引先とのゴルフはシチュエーションに応じて駆け引きを

先程も述べましたが、誘う方には何かしらの目的意識があり、その事は頭の片隅に置いておかなければなりません。

純粋にゴルフ好き同士が連れ添って行くのは考えから外し、ゴルフを通じどの様な関係性を構築して行きたいを考えているはずです。そんなこと考えてプレーしていたらスコアがまとまらないと思いでしょうが、スコアがまとまらなくてもいいのです。

だって、結果にスコアは求めていないから。

極端に悪く160以上ともなると問題ですが、100~120程度であれば充分です。

マチュアの約70%が100以上と言われている事を考えればそれで充分なのです。

 

つまり着眼点をどこに置くかで、遊びにも仕事にもなるのかゴルフ。

 

どの立ち位置を選ぶかはその人次第です。

 

では、今回はここまで。

 

 

 

 

 

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