新幹線での失敗。寝過ごしの時はどうする?
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更新日:2020年6月8日
新幹線で寝過ごし
会社員の方々のほとんどが出張を経験されていると思います。移動手段は、車、電車、飛行機と様々ですが、新幹線での移動でもしもやってしまった時のリカバリーをお伝えしたいと思います。
目的地に向かう時は、気が張っている事もあり、またパソコンで資料チェックや報告書のまとめ等、色々とやる事もありあっと言う間に時間が過ぎてしまいますが、帰りはその緊張感からも解き放たれリラックスしがちですね。
同行者がいれば乗り過ごす事もないのでしょうが、一人だとビールを呑んでついウトウトって事も珍しくありません。
もしも寝過ごしてしまった時、以下の要領で対応ください。
目次
車掌に申し出る
寝過ごしてしまい降りる駅を過ぎてしまった事を、素直に伝えましょう。すると大抵の場合、「無賃送還」と言ってタダで目的地の駅に返してくれます。また、これは旅客規定にも定められています。
以下は抜粋
「第291条(誤乗区間の無賃送還)
旅客(定期乗車券又は普通回数乗車券を使用する旅客を除く。)が、乗車券面に表示された区間外に誤つて乗車した場合において、係員がその事実を認定したときは、その乗車券の有効期間内であるときに限つて、最近の列車(急行列車を除く。)によつて、その誤乗区間について、無賃送還の取扱いをする。2 前項の取扱いをする場合の誤乗区間については、別に旅客運賃・料金を収受しない。
ただし、全てには当てはまらず悪質な行為等、車掌さんの判断に委ねるところとなりますので、変に誤魔化さず素直に申し出するのがいいでしょう。
出来れば次の駅に到着する前が好ましいので車掌室まで行く事をお勧めします。
「誤乗」のスタンプが押される
無事車掌さんに認めてもらう事となれば、切符もしくはEX-ICは乗車カード(改札で出てくる)に「誤乗」と書いたスタンプが押されます。
これで無事、送還が認められた事になります。
車掌さんからは「次の駅で反対の新幹線に乗って下さい。席は自由席となります」と言われます。
指示に従って自由席に乗りましょう。くれぐれも料金を払うからと言って指定席には乗らないでください。
また、改札を出てしまうと無賃送還ではなくなってしまい、その旅客運賃も発生する事となります。従って、降りた駅で用事を済ます等とは企てず速やかに帰路の新幹線に乗車してください。
終電だった場合
このケースに限り、改札から出る事か出来ます。
無賃送還の条件として「翌日の始発かつ、自由席」とした事になりますので、もし今貴方がそのケースならば、すぐにホテルの予約をお勧めします。
まとめ
要点をまとめると
- 慌てず騒がず、車掌さんに素直に申し出る。
- 車掌さんの心象が悪いと認められない事もある。
- タダだからと言って、余計な事を企だてず素直に反対の新幹線に乗る。
- 終電だった場合は、すぐにホテルの予約。
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どちらも筆者の体験談です。特に翌日の無賃送還の時は、妻からは怒られたり仕事の予定をリスケしたりと後始末が大変でした。また、宿泊費もバカ出来ず、苦い経験となりました。
皆さまもくれぐれも寝過ごしにはご注意を。
それでは、また。
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