気を付けたい。これからの季節の虫刺され。
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この時期になると蚊や蜂等の虫が増える季節です。アウトドアは勿論の事、最近では街中でも虫刺されが多くなってきています。
日頃からの虫対策について考えてみたいと思います。
目次
虫除け剤を効果的に使うポイント
- スプレータイプは吹き付けた後、手で塗り広げると効果的で塗り残しも出にくい。
- 汗で流れるので、2〜3時間おきに塗り直す。
- こどもにはこども用の虫除け剤を使う。
- 日焼け止めと併用するときは、日焼け止めを塗ったあと、虫除け剤をつける。
日焼け止めについては
虫除け剤は蚊だけではなく、マダニやブヨなどにも効果的です。もっとも一般的なスプレータイプのほか、ミストタイプや塗布タイプがあります。スプレータイプは肌の近くでずっと吹き付けていると凍傷を起こす可能性もありますので、ある程度離して広範囲に吹き付ける様にしましょう。
油断禁物、虫刺され
蚊
刺す虫のなかでもっとも身近な虫ですが、さまざな感染症を媒体とする危険な虫です。キャンプ等野山に行くときはもちろん、外出時などにはできるだけ刺されない様に。
特に蚊に刺されたあとの「掻きむしり」には気を付けなければなりません。皮膚を傷つけ、傷口から雑菌が入り炎症を起こす事あり跡が残って治りにくくなります。
マダニ
マダニは人や犬等の皮膚に噛みついて吸血し、大きくなります。
ライム病や日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など感染症の原因となる事があります。
噛まれたときは気付かず、大きくなって初めて気付く事が多いのが特徴です。噛まれた時は無理に引っ張ると口の部分が皮膚に残ったり、マダニの毒が逆流することがあるので無理に引っ張らず皮膚科や外科を速やかに受診しましょう。
スズメバチに刺されると激しい痛みだけではなく、大きく腫れる様になります。スズメバチの毒は水溶性なので、手で毒を押し出しながら刺された時は水で流して患部を冷やしましょう。
気を付けなければならないのが、過去刺された経験がある人は、アナフィラキシーショックと言う激しい全身のアレルギー症状を起こすこともあり、大変危険な状態になる事もあります。その時は躊躇なく、救急車を呼びすぐに医療機関へ搬送です。
虫を寄せ付けないポイント
市街地などでは虫よけ剤、キャンプなどの野山では虫よけ剤の併用と虫が寄ってこない服装を心がける様にしましょう。
- 黒っぽい服装は避け、白っぽい服にする。
- 長袖、ズボンなどで露出を少なくする。
- 香水等の甘い香りがするものを使用しない。
持っていると安心。虫対策ツール
ポイズンリムーバー
蜂などに刺されたとき、患部に押し当て毒を吸い出すツールです。アウトドア用として売っています。
アドレナリン自己注射剤
過去にスズメバチなどに刺された経験がある方は、アナフィラキシーショックを起こす恐れがあります。キャンプ等近くに医療機関がない場合の被害に備えて、事前に病院で処方を受け携帯すると安心です。(アドレナリン自己注射剤は健康保険適用)