意外と知らない車載ジャッキの安全な使い方
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— ひかり (@a_hikari4451) 2020年5月1日
毎日自動車に乗る方でも滅多に使う事がないアイテムの一つ、車載ジャッキについてお話しをしたいと思います。
最近はタイヤがパンクしたら、パンク修理キットが車載されておりスペアタイヤに交換する車種は随分と少なくなっています。使用する機会と言えば、スタッドレスタイヤへの換装位で、わざわざ高価なフロアージャッキを買うのも躊躇する事もあるでしょう。
しかし、使い方次第では非常に危険な事故が簡単に起こり得るため十分に安全に配慮して下さい。
まず、一般的な車載ジャッキはパンタグラフジャッキと呼ばれるものがほとんどです。
これは見た目で分かる位、細く地面に設置する場所も小さいものがほとんどです。
これで車の車体を支える事が以下に不安定であるか。バランスを崩すといとも簡単に倒れてしまうのです。
できるだけそうならないためにも使用上、安全に事故・ケガが無いように使うには
下の写真の様に
・ジャッキポイントに正しくかける
・地面は出来るだけ水平かつ、泥、砂利がなく設置面が安定する場所
そして一番気を付けなければならないのが
・車体に対して直角かつ、設置面が斜めにならない事。
がポイントです。
次にジャッキで軽く持ち上げた所で、ホイールナットを緩めます。
これはジャッキで持ち上げた状態では不安定な状態となり、タイヤナットを緩める際車体が揺れる事で、ジャッキが倒れる事を防ぐためです。
ナットを緩めるときの力は車体が前後に揺れる可能性も高く、その方向に揺れると簡単にジャッキが倒れますよ。
ちなみにナットを外すのは写真にある様な「十字レンチ」を使うと揺れも少なく安全に作業ができます。
くれぐれも車載レンチに足で体重をかけて回す事はやめましょう。
下の写真はジャッキアップしタイヤを外したところです。
ここ重要で、外したタイヤは万一、ジャッキが倒れた時のダメージを最小限にするためにフロアの下に置きます。
これで、万一ジャッキが倒れても車体へのダメージを最小限に抑える事ができます。
(と言ってもブレーキローターへのダメージは避けられませんが・・・)
基本的にはタイヤ交換を前提とした使用のみと留めておく事がよいでしょう。
決して足回り関連のメンテナンスで使用せず、リジットトラック(通称ウマ)を用い安全な作業環境にて行って下さい。
滅多に使わないとは言え、どうしても使わなければならない時が来るかもしれません。
その時、ケガなく安全に使う事を覚えておいても損はないでしょう。
では、今回はここまで。